今回は愛知県名古屋市天白区天白町にある針名神社に行ってきました。
詳細はあとで説明しますが、針名神社は式内社として由緒ある神社で1万2000坪という広大な敷地を持っている神社です。
また、末社も数多くありその御祭神やご利益なども書いてあるので最後までご覧ください。
針名神社について

名前 | はりな-じんじゃ |
社格・等級 | 指定村社・六等級・式内社 |
御祭神 | 尾治針名根連命(おはりはりなねむらじのみこと) 大国主命(おおくにぬしのみこと) 少彦名命(すくなひこなのみこと) 品陀和気命(ほんだわけのみこと) 建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと) 菅原道真公(すがわらのみちざねこう) 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ) 鵜葺草葺不合神(うがやふきあえずのかみ) 大山祇神(おおやまつみのかみ) 豊受毘売神(とようけひめのかみ) 菊理比売神(くくりひめのかみ) 大物主神(おおものぬしのかみ) 宇賀能美多麻神(うがのみたまのかみ) |
住所 | 名古屋市天白区天白町大字平針大根ケ越175 |
アクセス | 地下鉄鶴舞線「平針駅」から徒歩15分 |
電話番号 | 052-803-6174 |
公式HP | http://www.harina3.or.jp/ |

写真にある”針名神社の歴史”をまとめるとこんな感じです。
敷地面積1万2000坪という広大な面積を誇る針名神社の歴史は古く、「従三位針名天神」によれば約1100年前にはすでに創建されていたそうです。
また、「延喜式」の第九巻、第十巻の史実により針名神社は式内を冠する由緒正しい神社です。
同じく「延喜式」にある神社
主祭神である尾治針名根連命は尾張氏の祖先神であり、尾張国一宮の真清田神社の御祭神”天火明命”の14世孫にあたります。
父の尻調根命とともに犬山市にある針綱神社に祀られていて、尾張氏の氏神と考えられています。
配神として大国主命と少彦名命を祀っており、明治42年に品陀和気命を合祀しています。
さらに熱田神宮と伊勢神宮とも繋がりがあります。
本殿主祭神である尾治針名根連命は熱田神宮の相殿神である”日本武尊”の妻の兄”建稲種命”の孫にあたり、伊勢神宮主祭神”天照大御神”の2世孫となっています。
末社

左が天王社、右が針名天神社です。
それぞれの御祭神、ご利益は以下の通りです。
・御祭神〈建速須佐之男命〉
・ご利益〈疫病除けなど〉
・御祭神〈菅原道真公〉
・ご利益〈進学、合格など〉

この末社は6社分が合わさって出来ています。
合わさっている6社(神明社、知立社、山神社、御鍬社、洲原社、金刀比羅社)それぞれの御祭神、ご利益は以下の通りです。
・御祭神〈天照皇大神〉
・ご利益〈国土安泰、開運など〉
・御祭神〈鵜葺草葺不合神〉
・ご利益〈安産、子育てなど〉
・御祭神〈大山祇神〉
・ご利益〈夫婦和合、延命長寿、縁結びなど〉
・御祭神〈豊受毘売神〉
・ご利益〈五穀豊穣など〉
・御祭神〈菊理比売神〉
・ご利益〈和解、弁解、裁判、調停など〉
・御祭神〈大物主神〉
・ご利益〈航海、交通安全など〉
針名稲荷社

・御祭神〈宇賀能美多麻神〉
・ご利益〈商売繁盛、芸能上達など〉
最新の手水舎

この手水舎はセンサー式でずっと水が出ているわけではなく近づいたら水が出てくるようになっていて、他の神社にもあるかも知れませんが私は初めてみたのでびっくりしました。
また、車椅子用の手水舎(写真右)もある為足が不自由な方でも利用できるようになっていました。
御朱印

詳細情報
- 書き置きタイプ、シールありかなし(令和3年2月4日以降、御朱印帳に記入予定)
- 初穂料:300円
- 受付時間:9時〜16時
私は1月14日に行ったのですが2月4日以降は御朱印帳に記入予定と言われたので、もしかしたら書き置きにしているのはコロナの影響かも知れません。
書き置きタイプにも2種類あり、裏にシールが付いているものと付いていないものが選べましたが私は御朱印帳に貼るつもりがないのでシール無しの方を頂きました。
御朱印帳にも頂きたいのでまた行こうと思います。
場所
地下鉄鶴舞線「平針駅」から徒歩15分のところにあります。
少し道が複雑になりますが、十分に広い駐車場もあるので車で行くのも良いと思います。
さいごに
今回は天白区平針にある針名神社に行ってきました。
私自身敷地の広さやセンサー式の手水舎、新しい建物に驚かされました。
またこの敷地は名古屋市の野鳥保護区にも指定されているので参拝ではなく野鳥を目的に行ってみても良いかも知れません。
今回は以上です。
他の神社も記事のしていますのでそちらも是非ご覧ください。
感想などコメントして頂けると嬉しいです。
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