今回は名古屋市北区にある羊神社で御朱印を頂いてきました!
この記事は
- ご利益を知りたい人
- 神社について深く知りたい人
- これから御朱印を頂こうと思っている人
に向けた記事となっています。
下では神社までの行き方や受付時間も書いてあるので行く際は参考にしてみてください。
近くの神社はこちらからご覧いただけます。
神社について

名前 | ひつじ・じんじゃ |
社格・等級 | 旧村社・八等級・式内社 |
御祭神 | 天照大神(あまてらすおおみかみ) 火之迦具土神(ひのかぐつち) |
住所 | 〒462-0032 愛知県名古屋市北区辻町5丁目26 |
アクセス | 市営地下鉄上飯田線「上飯田駅」3番出口から徒歩10分 駐車場:なし |
電話番号 | 052-912-0063 |
公式HP | 不明 |
社名である「羊」は群馬県多胡郡の領主であった羊太夫からきています。
羊太夫が奈良の都へ上るときに立ち寄った屋敷がこの地(今の辻町)であり、人々が平和に暮らせるように「人心を安らかに」という願いを込めて羊太夫が創建したとされています。
さらに現在、羊神社が鎮座している辻町という地名は「ひつじ」から「ひ」をとって名付けられたと言われています。
境内には至る所に羊にまつわるものが置かれています。
羊からは「火災除け」のご利益が得られることで知られています。
これは羊神社の祭神である火之迦具土神からも同じご利益が得られます。
そのためか昔から羊神社の周りでは火災が極めて少ないそうです。
太平洋戦争末期にあった名古屋大空襲では、辻町にも多くの焼夷弾を受けたがほとんどが火災にならず焼失を逃れたそうです。
このように羊神社では「火災除け」のご利益が期待できます。
神社の歴史
愛知県神社庁が発行している『愛知縣神社名鑑』にはこう書かれています。
創建は明らかではないが、「延喜式神名帳」に山田郡羊神社とあり「本国神名帳」に従三位羊天神とある。
「尾張名所図会」「尾張志」に同様に記るされ辻町の地名は羊のひを省いたとある。
今の社殿は天保九戊戌(一八三八)年八月、建造されたものである。
明治五年村社に列格した。
火除けの神として信仰あつく町内には火災がなく、さきの大戦でも氏子町内は一軒の焼失もなかった。
愛知縣神社名鑑より
創建は明らかではないとされていますが、『延喜式神名帳』に記されているので1000年以上の歴史がある古社です。
『延喜式神名帳』についてはこちらで詳しくまとめているのでご覧ください。
昭和三十一年には、名古屋市文化財保存調査委員会により史跡名勝箇所に指定されています。
摂社・末社

左から(白山社、秋葉社)(津島社、御嶽社)(山神社、水神社)(稲荷社)です。
境内末社は本殿横に鎮座しています。
その他の見どころ
羊親子の石像

この石像が境内で1番わかりやすい羊です。
羊には「火災除け」「産業振興」のご利益があると言われています。
境内には他にも手水舎や次に紹介する蕃塀など至る所に羊がいるので探してみてください。
蕃塀(ばんぺい)

蕃塀にも羊が掘られています。
蕃塀とは神様へ邪気が当たらないように建てられているものです。
なので多くは鳥居から本殿の間あたりに建てられていることが多いです。
御朱印

詳細情報
- タイプ:直書きタイプ
- 初穂料:300円
- 受付時間:9時〜15時半
羊神社では通常の直書きタイプの他に季節限定の書き置きタイプもありました。
季節限定ものは3ヶ月くらいのペースで変わっていくそうです。
詳しくは羊神社公式のTwitterで確認できます。
アクセス
市営地下鉄上飯田線「上飯田駅」3番出口から徒歩10分
駐車場:なし
さいごに
今回は羊神社に行ってきました。
近くの神社や他の神社についても記事にしているので、ぜひ見てください。
当サイトでは愛知県を中心に頂いた御朱印やその神社についてまとめた記事を多く投稿していきます。
新しい記事はInstagramとTwitterでお知らせしています。
今回は以上です。
感想などコメントしていただけると嬉しいです。
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